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ビスボッチャの玄関

おすすめのイタリアン【広尾のラビスボッチャ】

イタリア食材のプロに聞いても、ここは美味しい!と口々に答えるこのお店。
お料理の種類や調理方法だけでなく、素材もピカイチのこの名店に、今回はお邪魔しました。

王道の味を求めて

地下鉄広尾駅の1番出口から徒歩15分程、美しくも繊細に作りこまれた花壇が目に留まります。必ずしも駅近とは言いがたいこの場所に、素晴らしい花々に囲まれたイタリアンの名店【ラ・ビスボッチャ】があります。この美しい外観もさることながら、入口の扉を開けた瞬間に広がるイタリアの世界観には、毎度のことながらウットリさせられます。店内に入ると、クロークにもイタリア人スタッフがいて、そこはまるでイタリアのリストランテそのものです!

ビスボッチャ壁


メインホールの正面にドーンと置かれたグリルでは、フィレンツェ風ステーキをはじめ、イノシシや和牛などを焼いてくれたり、ダイナミックな演出満載です。

このレストランは、熟練のウェイターが持ち回りのテーブルを担当し、珍しいイタリア野菜や、肉の種類などをしっかり説明してくれます。現物をカートに乗せて、見せて回ってくれるので、素材から選べるというシステム。
この重厚な雰囲気のインテリアに、完璧なプレゼンテーションで、この空間に至れることに感謝すら覚えます。

さて、今回オーダーしたイタリア野菜のサラダには、珍しい名前の野菜が満載!
(プンタレッラ、ラディッキオカステルフランコ、ラディッキオタルティーボ)このレストランは、イタリアから届いた新鮮な野菜をその日のうちに提供するとのことで、非常に新鮮な旬のお野菜をおいしく頂けました!

プンタレッラ、ラディッキオカステルフランコ、ラディッキオタルティーボ、フェンネルのサラダ


1.プンタレッラ - 

イタリアンで使われる食材で、独特の苦みと触感がたまらないローマの冬野菜を代表する一つ。英語ではアスパラガス・チコリー(Asparagus Chicory)と呼ばれるほど、外見はアスパラガスに似ていますが、実際はキク科チコリーの仲間です。

2.ラディッキオ カステルフランコ - 

まるでレタスの様な外観ですが、これもチコリーの仲間です。まろやかな甘みとほんのりとした苦味、そしてパリパリの触感がオイシイ野菜で、イタリアのヴェネト州カステルフランコが発祥の野菜です。

3.ラディッキオタルティーボ -

独特の細長い形と赤紫の色味が美しい野菜で、こちらもチコリーの仲間です。ほのかな苦味とシャキシャキとした触感が特徴のヴェネト州発祥の野菜で、特産品になっています。

  • トスカーナ産チンタセネーゼ豚の生ハムと、がサンダニエーレ産の生ハムです

次にオーダーしたのが、この絶品生ハム(プロシュート)です。
今回は2種類の生ハムが乗っていて、画像下半分がトスカーナ産チンタセネーゼ黒豚の生ハムで、上半分がサンダニエーレ産の生ハムです。
両方とも程よい塩加減で、本当においしいハムでした。
(スライドショー2枚目はチンタセネーゼのプロシュートにマンゴーとイチゴです)

トスカーナ産チンタセネーゼの黒豚 ― トスカーナ州のシエナ山岳地帯に生息する超高級黒豚で、首元がベルトのように白いのが特徴です。超高品質で味わい深い赤身と、口の中でトロける脂身が最高に美味でした!

サンダニエーレ産のプロシュート - まろやかで、優しい塩味と口の中でトロける感じが素晴らしい生ハムでした。流石は名産地から届く最高の生ハムです。熟成期間も程よく、いつ食べても本当においしいです。

そしてこの迫力満点なのが、パルメジャーノのリゾットです。
こちらのレストランでは、ハーフサイズにカットした大きなパルメジャーノチーズを使って、目の前でリゾットをチーズと絡めるパフォーマンスをしてくれます。これは、熱々のリゾットを溶けるチーズに絡めて仕上げることで、最高の香りが楽しめます。鶏のだし汁がしっかり効いていて、まろやかな味のリゾットに、濃厚なパルメジャーノのコクが相まって最高でした。これは毎回頼みたくなるメニューですね。

パッパルデッレの手長海老ソース

お皿の左側の太いパスタはパッパルデッレと呼ばれ、なんと幅が3センチも有ります。自家製の『卵たっぷり生パスタ』を使用していて、この極太のパスタに絡まる海老のソースが極上です!!味わいも超複雑で、エビの旨味、クリームのコク、また、隠しスパイスとしてカレーのスパイスも入っているんです!一度食べたら辞められないこの味は、ほかでは味わえない逸品です。

店内中央のオープンキッチンのグリルで焼くステーキの味は格別です!
牛肉の本場フィレンツェで名物のTボーンステーキを見事に再現した逸品。
骨付きサーロイン(写真下半分)と、フィレ(写真上半分はフィレ)が一度に味わえるプレートで、炭火焼ならではの柔らかさと香ばしさが有ります。今回は、赤身が多く肉汁もしっかりとある、アイルランドのグラスフェッド・ビーフ(牧草牛)を頂きました!また、付け合わせにはレオナルディの10年熟成バルサミコが出てきました!この絶妙な酸味とジューシーなお肉との相性が格別です!
(スライドショー2枚目は、和牛のステーキです)

肉料理に注文したのが、イノシシ肉の梅煮込みです。
こちらは和歌山産の梅とイノシシを使った料理で、フェア期間限定のようです。酸味が効いた甘酸っぱいソースと、イノシシの深いコクが相性抜群でとても美味しかったです。さらに、絶妙なスパイス加減で複雑な味を演出していました。初めて食べた味でしたが、また食べたくなる逸品です。

デザート

デザートのドルチェも、サンプルをテーブルまで持ってきてくれて選べるスタイルでした。ピスタチオのシュトーレン、ナッツのタルト、ティラミス、カタラーナ、キンカンのタルト、イチゴのタルト、プディング、ミルフィーユから選べました。イチゴのタルトはジャムとカスタードが挟まっていて、本当に美味でした!特にジャムの濃厚でしっかりした味が印象的で、とてもおススメです。

ラ・ビスボッチャは駅からの距離があるにもかかわらず、いつ来ても大変にぎわっています。この味とホスピタリティ、そして最高の雰囲気ですので、この人気も頷けます。個人的にも、必ずリピートしたくなる正に名店、PRIMESHOPです!!

ラ・ビスボッチャ
ラ・ビスボッチャ
ジャンル:イタリアン、ワイン
アクセス:地下鉄日比谷線広尾駅 徒歩8分
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-36-13 広尾MTRビル1F(地図
ネット予約:ラ・ビスボッチャのコース一覧
周辺のお店:ぐるなびぐるなび 恵比寿×イタリアン(イタリア料理)
情報掲載日:2021年5月11日

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