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オススメ!バルサミコ酢の美容と健康効果6選

暑くなると食欲が落ちたり、疲労感が出る人も多くなると思います。
お酢が疲労回復に良いのは昔からよく知られてますが、具体的にはどのような効果があるのか?
今回は、イタリアの最高級のお酢であるバルサミコの健康効果をお届けします!

これからの暑い季節には、特に気になる情報ですね!

素晴らしい味わいもさることながら、バルサミコが疲労回復のお悩みに答えられたら嬉しいよね。

POINT
・ 血行を促進
・ 美肌効果
・ アンチエイジング効果
・ 食欲促進効果
・ ダイエット効果
・ 貧血予防効果
バルサミコとは

イタリア北部にあるモデナ地区で作られるブドウ果汁を原料とするお酢で、記録によると11世紀頃から作られていたようです。作り方は大まかに言うと、葡萄の果汁を煮詰めて濃縮し、木の樽で自然発酵して作りますが、樽の材質などはメーカーにより異なり、ほとんどが門外不出の製法です。もともとバルサミコは、モデナ一帯を治めた貴族の名家エステ家のみが作っていたため、限られた貴族だけが味わうことができました。当初は近隣諸国の戴冠式などの最高級の贈り物として用いられていました。18世紀末に入り、ナポレオンによるイタリア侵攻でエステ家が追われてしまったため、バルサミコの樽を裕福な商人などが買取ることで、製造方法が一般に広まったと言われています。なお、バルサミコは現在もモデナの限られたメーカーしか作ることは許されていません。熟成期間は3~5年熟成のものから、長いものだと100年を超えるものまであり、ワインビネガーをはじめとする一般的なお酢とは、味も製法も熟成期間も全く違います。

ワインビネガーとの違いはコチラをご覧ください。

また、ブドウの果汁を煮詰めだだけで熟成していないものは『モストコット(Mosto Cotto)』や『サバ(SABA)』と呼ばれ、甘みが強くて濃厚なので、そのままチーズやヨーグルトにかけたり、お菓子作りに使われます。

お菓子だけじゃなくて、炒め物の隠し味に入れても美味しい!

バルサミコとはラテン語で健康(薬効)や若返りという意味の『balsam(バルサム)』が語源とされています。

バルサミコ酢は様々な成分を含んだ栄養価の高い酢とよく言われますが、昔は鎮痛剤媚薬強壮剤の役割も果たしていたそうです。なお、『お酢』の歴史は、バビロニア (紀元前 5000 年頃) の廷臣(朝廷に仕える臣下)が放置されたブドウ果汁から作られたワインを「発見」し、最終的に酢の発見につながったとされておりヒポクラテス (紀元前 420 年頃) は、傷の治療に酢を使用ていたと言われています。

昔からバルサミコ酢は人々の健康を守る調味料だったんですね!

1、血行を良くする
バルサミコ酢は、体内の中性脂肪とコレステロールの濃度を下げることで知られています。 この結果、タンパク質の酸化を抑制し、善玉コレステロールの割合を増加させることで血行を良くします。また、この作用から心臓発作や脳卒中、脳血栓や動脈硬化の予防に期待されているほか、コレステロールを抑制してくれるので高血圧など生活習慣病の予防に効果があるといわれています。

2、美肌効果
バルサミコに含まれる抗酸化物質抗菌化合物の成分は、継続的に摂取することで顔色を改善するの効果があります。また、バルサミコに多く含まれるカリウムには、浮腫みを解消する効果があり、パントテン酸には皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。

3、アンチエイジング効果
お酢に含まれるポリフェノールは、抗酸化作用の強さから美容効果アンチエイジング効果で注目されています。米を原料に作られる日本の黒酢も栄養豊富ですが、バルサミコ酢のポリフェノールはなんと黒酢の3倍と言われます。原材料が葡萄のワインと効果が似ているものの、バルサミコは濃縮しているため、少し使用するだけでも効果があると考えられています。また、バルサミコはポリフェノール以外にも美容や健康に期待できる栄養素が凝縮されています。黒酢と比較してナトリウムは2.9倍、カリウムも3倍、カルシウムは3.4倍、は3.5倍と極めて高いのです。つまり熟成の過程で自然蒸散して量が減るように、栄養素も凝縮されているのです。特に近年バルサミコ酢で注目されているポリフェノールは『レスベラトロール』と呼ばれる成分で、優れた抗酸化作用から細胞の老化抑制をサポートし、サーチュイン遺伝子の活性化による若返りが期待できるうえ、血液をサラサラにする効果があると言われています。

4、疲労回復効果
お酢の主成分である酢酸クエン酸が疲れの原因である乳酸を分解する働きをサポートし疲労回復効果があると言われています。これら有機酸は、特に糖分ビタミンB1を一緒に摂取することで効果的に疲労回復を促進します。酢は、糖分と一緒に摂ることで体内にグリコーゲンを蓄積し、全身に糖分を供給しやすくなるため、白バルサミコなど天然の甘みがあるお酢をソーダ割りで飲むと大変美味しくて効果的です。

5、食欲促進効果
バルサミコ酢の香りは食欲中枢を刺激して潜在的な食欲を増進する効果があります。夏バテで元気が無いとき、2日酔いで食欲が出ないときなどには、水や炭酸水で割って飲んだり、バルサミコ酢を使ったお料理を積極的に取り入れると良いです。

6、ダイエット効果
食欲を促進しながらも、ダイエットに効果的とは逆説的ですが、バルサミコ酢には、健康的なダイエットをサポートする効果も期待できます。バルサミコ酢に含まれる酢酸は、脂肪の合成を防ぐ働きがあります。そのため、食事にバルサミコ酢を取り入れれば、体脂肪の合成が促されにくくなります脂肪は肝臓で作られますが、このとき働く酵素に対して酢酸が抑制的に作用するといわれています。研究によると、朝食にバルサミコ酢を取り入れる事で、日中の食事からのカロリー摂取を抑えられるという報告もあります。

7、貧血予防効果 
貧血の予防と改善には、毎日の食事でを補うことが基本ですが、鉄は体内での吸収率が悪く、わずか10%程度だけしか体内に吸収されないと言われています。一方、鉄は「酸」によって溶け出すので、梅干しやお酢、レモンなどの酸っぱいものと組み合わせたり、よく噛んで胃酸の分泌を促したりすると、吸収率が高まることが分かっています。貧血の錠剤は副作用がつらくて、長く飲まない事が多いですが、お酢と鉄分を食事で自然に取り入れると副作用が無いので体に優しいです。

このように健康効果に優れるバルサミコですが、参考までに栄養成分を引用します。この数値は文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」準拠「食品成分表2017」に記載されている100g当たりの含有量です。

カロリー99kcal、タンパク質0.5g、炭水化物19.4g、ミネラル(ナトリウム29mg、カリウム140mg、カルシウム17mg、マグネシウム11mg、リン22mg、鉄0.7mg、亜鉛0.1mg、銅0.01mg、マンガン0.13mg、ヨウ素2ug、クロム5ug、モリブデン2ug)、ビタミン(B1は0.01mg、B2は0.01mg、B6は0.05mg、ナイアシン0.2mg、パントテン酸0.03mg、ビオチン1.4ug)、その他ブドウ由来のポリフェノール

*単位にいついて:1g=1000mg、1mg=1000ug

まとめ

如何だったでしょうか。バルサミコ酢を普段の食事に取り入れることで、素材を引き立てて美味しく食べられるだけでなく、健康な毎日を送るキッカケになりますから、チャレンジしてみることをオススメします!なおバルサミコは熟成年数やブドウの品種、使用する樽の材質によって、甘み酸味粘性が全然違いますので、次回はその当たりに触れてみたいと思います。

毎日食べることにするニャー!

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