【2024年】オススメの冷凍ピザ3選+選び方のコツ
近年の冷凍技術の発達により、冷凍ピザのクオリティが目まぐるしく向上しています。有名なピザ職人が監修した商品も散見されたりして、おいしくて本格的なピザが増えています。その一方で、せっかく買ってみたものの、食べてみると当たり外れがあるのも事実。せっかく買ったピザが美味しくなかったり、具材がイマイチだったり、うまく調理できなかったりすると、ガッカリしますね。
そこで今回は、イタリア食材を毎日食べて記事を書いているPRIMESHOP編集部から選び方と、オススメの本格冷凍ピッツァを3つご紹介します。焼き方、生地の種類や具材、サイズ感、調理方法などの選ぶポイントも解説しますので、お楽しみください!
ピッツェリアで食べるような美味しいピザが自宅でも食べられたら最高ですよね!
いまの日本のピッツア職人と進歩した機械の技術なら、それが可能なんだよ!
目次(クリックするとジャンプします)
冷凍ピザの選び方
冷凍ピザを選ぶ際のチェックポイントは以下の5つ!
・窯焼きかどうか ・トッピングのチョイス ・ピザの生地スタイルは何にするか ・どのサイズ感を選ぶか ・調理方法はオーブンかレンジか |
1.窯焼きかどうか
冷凍であろうとなかろうと、美味しいピッツァを選ぶ際の重要な点は、窯焼きであることです。窯で焼いたピッツァには美味しそうな焦げ跡があり、香ばしい香りとサクサクした触感があるものです。窯焼きピッツァの特別な美味しさを表現するためには、実際にそのピッツァが窯で焼かれている必要がありますが、ほとんどの冷凍ピザは、電気オーブンで製造後に裏面に焦げ目を入れて、窯で焼いたように見せかけています。
一方で昨今の技術発達により、瞬間冷凍機を保有する本格的なピザ屋(=ピッツェリア)も増えてきました。ちゃんと職人が在籍するピッツェリアが窯でピザを焼き、そのまま瞬間冷凍することで、焼き立ての美味しさを閉じ込めることができるのです!
もちろん、オーブンで焼いたものを選ぶか、窯で焼いたものを選ぶかは、価格にも反映されますし、それぞれ求める食感も違うため一概には言えませんが、もし窯焼きの冷凍ピザを見かけた際には、一度試してみることをオススメします!
なお、注意点として、窯焼きの冷凍ピッツァには、焦げた生地や煤が入ったまま冷凍されている可能性がありますが、それは本物の窯で焼いた証です。
窯焼きの冷凍ピッツァには、風合いがあります!
2.ソースとトッピングのセレクション
まずはベースとなるソースから選びましょう。イタリアのピザは、大きくトマトソース系とオイル系に分けられますが、冷凍ピザではマルゲリータやペスカトーレ、ジェノベーゼやクアトロフォルマッジなど両方の種類が楽しめます。チーズが好きならクアトロフォルマッジ、魚介が好きならペスカトーレなど、好きな具材が使われている冷凍ピザをチョイスしてください。
【トマトソース系】
不動の人気を誇る『マルゲリータ』
マルゲリータのトッピングは、水牛のモッツァレラチーズ・バジル・トマトが代表的です。名前の由来は、イタリアの王妃。トマトの赤とモッツァレラチーズの白、バジルの緑がイタリアの国旗の色になっていることでも知られ、最もポピュラーなメニューの一つです。本場ナポリを代表するマルゲリータは、数あるピザの中でも定番の種類です。もっちり感が特徴の水牛のモッツァレラチーズは、とろけるようにクリーミーな味わいなので、やみつきになります!冷凍ピザを購入した場合は、オリーブの実やドライトマト、お好みで追加のモッツァレラチーズなど、お家で好きな具材を追加して食べるのもオススメです。
シンプルなピザ『マリナーラ』
マリナーラのトッピングは、アンチョビ・オレガノ・ニンニクオイルが代表的です。MARINARA(マリナーラ)はイタリア語で「船乗り」の意味で、ナポリの船乗りがよく食べていた事から名前が付きました。ベースのトマトソースがシンプルなトッピングで味付けされたピザですので、冷凍ピザを選ぶ場合は、生地の美味しさが最大のポイントになります。
魚介好きには『ペスカトーレ』
ペスカトーレのトッピングはイカ、エビ、ムール貝、アサリ、ホタテ、ブラックオリーブが代表的です。イタリア語で漁師を意味するペスカトーレは、その名の通り魚介たっぷりのピザです。ペスカトーレ島が発祥の地で、さまざまな魚介類と魚のあら、オリーブとトマトソースのマリアージュを楽しめます。具材のボリュームがあり、見た目が華やかなので女子会やパーティーにもおすすめです。
タップリ野菜とチーズの『オルトラーナ』
オルトナーラのトッピングはパルミジャーノチーズとポテト、ズッキーニ、ナス、赤パプリカ、黄パプリカ、ほうれん草などの地中海野菜が代表的です。オルトラーナはイタリア語で菜園を意味し、地中海で採れる強い旨みと甘みを持った野菜のグリルとパルミジャーノチーズ、トマトソースの相性が最高に美味しいピザです。
【オイル系】
チーズのコクが美味しい「クアトロフォルマッジ」
クアトロはイタリア語で4を意味し、主にモッツァレラ、ゴルゴンゾーラ、パルミジャーノ、ゴーダの4種のチーズを使用したピザです。また他にも、お店によってはパルメザン、シュレッドなど様々な種類から4つのチーズを組み合わせて使うこともありますので、店舗別に個性を楽しめます。ゴルゴンゾーラを使用しているものにはハチミツをかけるとスパイシーな味わいがまろやかになり、食べやすくなるのでおすすめです。チーズ好きはもちろん、ワインにもよく合うのでお酒のつまみとしても最高のピザです!
風味豊かな「ジェノベーゼ」
オイル系で探すなら、ジェノベーゼもおすすめです。ジェノベーゼは新鮮なバジルのエキゾチックな香りとオリーブオイルの濃厚なハーモニーが楽しめるのが特徴です。イタリア・リグーリア州生まれのソースであるバジルソースを使用しており、鮮やかな緑の色味も魅力のひとつです。コクの深いチーズのクリーミーな味わいも楽しめるので、濃厚な味が好きな人にも向いています。
3.ピザの生地スタイルは何にするか
ピザの種類は大きく分けて「クリスピー」「ハンドトス」「パン」の3種類に分けられます。
クリスピー
生地は耳がなくて薄いタイプで、ローマ風ピッツァをモデルにしています。サクサクとした歯ごたえが特徴で、主に具材の味を楽しめます。ライトに食べたい人向けで、甘い具材をのせたりすることもあり、ぱくぱく食べられるので、軽食やつまみ、おやつにも向いています。
ハンドトス
ローマ風のクリスピーがサクサクしているのに対して、ハンドトスはナポリ風ピッツァをモデルにしており生地がモチモチしています。コルニチョーネと呼ばれる生地の耳の部分が盛り上がっていているのは、釜でピッツァを焼く際、均等に伸ばした生地の具材が乗るっていないところが自然に膨らんだ部分で、カラッと乾いた触感があります。生地は中央に向かってしっとりモチモチしていつため、食感のメリハリが楽しめます。正確にナポリピザを名乗るには『小麦粉、水、イースト、塩のみで作り、手で生地を伸ばす』など定義が細かく決まっているため、ハンドトスの冷凍ピザはナポリ風と『風』をつけて呼ばれています。このタイプは食べ応えがあり、生地とトッピングのバランスが取れているので、ランチやディナーとしてオススメです。
パン
ピッツァがアメリカに伝わった際に、さらに生地を食べ応えがあるように、厚めにアレンジされたタイプです。日本でも定番のふっくらした生地が特徴で、やわらかくボリュームがあります。どんなトッピングも合うので、アレンジしたい人に適しています。なお、パン生地はカロリー高めの傾向があるため注意しましょう。
4.どのサイズ感を選ぶか
冷凍ピザは解凍して温めた後は、一度に食べきった方が美味しいです。これは、その他の多くの冷凍食品にも言えますが、何度も冷凍や解凍を繰り返すと風味が落ちて食感も美味しくありません。そこで、ピザを購入する際には、食べる人数と分量を考えて選ぶことをオススメします。
なお、一度に食べない分は温める前に、冷凍したままカットして保存すれば長期保存できますので、事前に取り分けてから解凍しましょう!。
サイズ | 特徴 |
---|---|
14cm前後 | おつまみにあうミニサイズのピザです。何枚か頼む場合に適しています。 |
20cm前後 | 1人で食べるのにちょうどいいサイズです。 |
24cm前後 | 「Mサイズ」と呼ばれる大きさで、2~3人でシェアして食べるのに適したサイズです。 |
33cm前後 | 「Lサイズ」と呼ばれる大きさで、3~5人でシェアして食べるのに適したサイズです。 |
調理方法
冷凍ピザの調理方法は主にオーブン、トースター、レンジです。
一番のオススメは、もっちりとした食感が楽しめるオーブン調理です。ピッツェリアで食べる食感と味に近く調理できるので、時間がある人はオーブンで温めましょう。電子レンジを使えばふわっとした食感をすぐに楽しめますが、生地がフニャフニャしてしまうので、窯焼きのピッツアとは違う仕上がりになります。
オーブンが無い家庭には、トースターがおすすめです。トースターの場合、冷凍ピザを常温で1時間程度解凍した後に調理をする必要があります。夏場は冷蔵庫の中で解凍するのがおすすめです。このとき、少量の水を冷凍ピザに吹きかけておくと、ふんわりした食感を再現可能です。解凍したピッツアをトースターに入れ、表面のチーズがグツグツするまで加熱するとおいしく食べられます。冷凍したままのピッツアをトースターに入れてしまうと、生地内の水分が分散して中は凍ったままで焼けていないのに、外だけ焦げてしまい、うまく調理できませんので注意が必要です。
上記の調理方法を参考にしたうえで、必ずパッケージに記載された表記に従って調理しましょう!
おすすめの冷凍ピザ3選
上記の選び方を考慮したうえで、おすすめの冷凍ピザをご紹介します。実在する店舗や受賞歴があるクオリティの高いピザをお楽しみください!
1. サルヴァトーレ クオモ『定番メニュー』 5枚セット
全国展開するナポリピザの名店「サルヴァトーレ・クオモ(SALVATORE CUOMO )」がプロデュースする人気の定番5枚セットの冷凍ピザです。約450度の温度で店と同じように焼き上げ、焼き立てを瞬間冷凍しているのでお店の味をそのまま自宅で堪能できるのがポイントです。サルヴァトーレ・クオモのチームはイタリア・ナポリで開催される世界最高峰のピッツァの祭典「PIZZA FEST」で3年連続受賞しており、冷凍ピザの監修も、PIZZA FEST優勝経験のあるシェフが監修しています。1枚ずつ手伸ばしで作られたナポリ風の生地は、薄生地ながらもちもちとした食感が楽しめます。
2. スパーダ 『世界選手権受賞の3種のピザ』3枚セット 21cm
岐阜県に店舗を持つ「PIZZERIA SPADA」がこだわりを持って作った冷凍ピザ。2022年の世界ピッツァ職人選手権で世界2位を受賞しており、自然栽培にこだわったフレッシュな野菜や、イタリアから仕入れた濃厚なモッツァレラチーズを使用しているのが特徴です。一枚一枚手で伸ばした生地はもちっとしたナポリ風の食感が楽しめます。
3. 薪窯ナポリピザ フォンターナ 『ご当地ピッツア』 5枚セット 20cm
フォンターナの冷凍ピザは薪窯を使い、薪(楢)の香りがピザに奥深い風味を与えています。また、全てのピザを職人が手作業で製造しています。日本の食材を使ったトッピングと、イタリアのテイストがうまく融合して、冷凍ピザとは思えないくらいのクオリティです。
まとめ
如何だったでしょうか。自宅の冷凍庫に本格的な冷凍ピッツアを常備しておくと、好きな時に贅沢なイタリアンな時間を楽しめます!またパーティーやプレゼントなど、特別なシーンにもうってつけなので、上記の選び方を参考に好みのピッツアをお楽しみください。
冷凍ピザに本物のオリーブオイルをひと回し入れると最高に美味しいにゃ!
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