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オリーブオイルは『油』ではなく『ソース』と呼ばれる理由3つ+オススメのオリーブオイル

普段からお料理をする人にとってサラダ油は焦げ付きを防ぐ『潤滑油』として使う事が多く、味付けの目的で使用することはありません。一方で、イタリア人がオリーブオイルを使う際に、ドバドバとフライパンに入れたりする光景を見て驚く人も多いはず。それもそのはず、イタリアではオリーブオイルは『ソース』の様な立ち位置なのです。
今回は、なぜオリーブオイルを大量に『ソース』として使うのか?その理由を3つご紹介します。最後にはオススメのオリーブオイルを紹介しますので、見逃さずにお読みください!

確かに、イタリアでは浴びるようにオリーブオイルを使ってます!

そもそもサラダ油とは使う目的が違うんだよ!

理由1:オイルそのものが美味しい

本物のエクストラバージンオリーブオイルには、素晴らしい香りとトロっとした舌触り、果汁の様な自然でほのかな甘みがあります。また、喉を通る際にピリッとした辛み心地よい苦みがあります。これらは、エクストラバージンオリーブオイルならではの特徴であり、この辛みや苦みはとても強いものもあれば、おだやかな味のものもありますが、どれもがオイルの特徴であり、とても美味しいです。

このオリーブをふんだんに料理に使うと、まるでソースのように香りが立ち、コクと旨味が楽しめます。特に軽く火を入れると甘い香りが漂い、食欲を引き立てます。普段から炒め物にサラダ油を敷く際に、使用する分量はほんのチョットなのに比べて、イタリア人がオリーブオイルを使用する際にはフライパンになみなみと注ぎますが、そもそもオリーブオイルを調味料のように考え、味付けの意味でも使っているので、そもそもの意図や意識が違うのです

また生でそのままサラダに使うなら辛味が少ないものを使ったり、香りの強い肉料理にはピリッとした辛味のあるオイルを使うなど、様々なオススメの使用方法ががありますので、以下の記事も参考にしてみてください。


なお、このようなオリーブオイルの味わいは産地品種によって大きく異なるため、色々なタイプを試して、お好みの種類を見つけておくと便利です。以下、産地によるオリーブオイルの味わいの違いを記事にまとめましたので、参考にしてください。

理由2:健康効果が絶大

油は健康にとっては有害というイメージを持っている方が多いと思いますが、実はオリーブオイルのように肥満を抑えたり、血液をサラサラにしたり、動脈硬化を抑える良い油もあります。大切なのは、健康に悪い油を減らして、健康に良い油を取ることです。
本物のエキストラバージンオリーブオイルの健康効果に関しては、世界中で様々な研究報告がなされています。一般的に知られているオリーブオイルの健康効果は以下の通りです。

・抗酸化・抗菌・抗ウイルス効果

・便秘解消・腸内環境改善・代謝活発化効果

・動脈硬化や心筋梗塞の予防・改善効果

・血糖値の急激な上昇を抑える効果

・美肌・若返り効果

その他、オリーブオイルの健康効果に関する詳しい内容は。以下の記事を参考にしてください! ↓

理由3:有害ではない

近年になって調理油の中には、身体に有害とされる成分が発見されている物が多くあります。特に『トランス脂肪酸』はマーガリン、ショートニング、揚げ物用油として、知らず知らずのうちに摂取されている危険な『食用油(植物油)』です。

現在の食用油は、腐らない、熱に強い、分解されにくい、という性質が有るため『安定していて使いやすい』と言われています。このことにより賞味期限が長く取れ、劣化しにくいので揚げ物油としては使いやすく、工場で大量生産されるスナック菓子類には非常に使いやすい油だと言われています。

一方で、分解されにくいという性質は、逆に言えば体内でも燃焼されず、分解されず、排泄されないという事でもあり、例えばマーガリンをお皿に少し盛って外に置いてみると、この油にはハエもたからないと言います。いわばこれらの植物油脂類は『食べるプラスチック』であり、このようなものを常習的に食することが、現代病の多くを引き起こす引き金となっていると言われています。

アメリカの自然療法クリニック所長であり、『危険な油が病気を引き起こしている』の著者であるジョン・フィネガン博士によると、トランス脂肪酸多く含む『食用油』は工業的プロセスで精製される、いわば工業製品です。当然、栄養が変質もしくは除去されているため栄養価は低く、それどころか人体に悪影響を与えるフリーラジカル等も含みます。実際、デンマークなどでは発売禁止になり、米農務省や同国心臓病学会が警告している危険な油脂ですが、日本ではまだまだ売られているのが現状です。

以下、参考になる書籍をご案内します。 ↓

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オリーブオイルとサラダ油の違いに関しても記事にまとまましたので、以下を参照してください! ↓

オリーブオイルの価格が不作や円為替相場によって、大きく変動しますが、それでも使い続けるためには以下の条件が必要です。

ご家庭で毎日使用するオリーブオイルの選び方
・価格が高すぎない
・色々な料理に使えるマイルドなタイプ
・香りが高くて美味しい
・家族全員が好きな味わいで日本の食卓にあう
・劣化しにくい(酸化しにくく、酸度が低い)
・本物のエキストラバージンオリーブオイル

前述のとおり、オリーブオイルは産地によってピリ辛だったり、マイルドだったリしますので、オリーブオイル通の人やプロのシェフは料理のメニューによって様々なオリーブオイルを使い分けます。例えば火を入れたりするベースオイルとしては香りが控えめな甘いタイプだったり、料理の仕上げにチョットだけ使うには最高級のピリ辛タイプだったりします。
一方で、普通のご家庭で使用する場合は、何種類も用意するのは難しいため、ご家庭で毎日使用するオリーブオイルの選び方に近いことが望ましいと思います。

そこで、家庭で普段使いするのにオススメのオリーブオイルのポイントは以下の通りです。

・シチリア産のトンダイブレア種 ー 日本人にとっては一番マイルドで食べやすい品種
・酸度は0.2以下 ー このくらい低い酸度だと劣化しにくいため、開栓から6ヵ月以上は劣化を気にせず使えます
・有機栽培、DOPやIGP等の称号を取得している ー 伝統的な製法で丁寧に栽培されている証です(大量生産ではない)
・国際的なコンクールで受賞歴がある ー これは必須ではないですが、品質の目安として重要です

この条件を満たした美味しいオリーブオイルは、こちらです! ↓

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いかがでしたか?炒め物をする際にオリーブオイルをサラダ油の代わりに使う時に、ついついサラダ油の感覚でほんのチョット使うことが多いのではないでしょうか?今回お伝えした通り、オリーブオイルはソースです。味付けの意味も込めて、イタリア人のようになみなみと使用してみることをオススメします!

オリーブオイルを沢山つかう地中海式食事法のレシピ記事も参考にしてニャ。

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