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食べ物 &美白&レーザー !?顔のシミに効く【オススメ食材5選と対策方法】

『太陽に当たると、紫外線でシミができる』と言われています。一方で、太陽は地球上の生命にとって欠かせない存在で、太陽の光に当たることで免疫力アップ精神安定に欠かせないこともよく知られています。そこで、きれいな肌を保ち、かつ健康的に生活をするには、太陽と仲良く、上手に付き合っていくことが非常に大切になります。今回は『既に出来てしまったシミを消す/改善する方法』と、『これからシミを如何に防ぐか』についてお届けします。

シミの程度によって、効果的な方法を賢く選びたいですよね!

シミができる原因が判れば、食べ物と日々のケアで無理なく対策ができるよ!

シミの正体

シミの正体

シミとは、皮膚内で作られるメラニンという色素が沈着したものです。シミは様々な原因により出来ますが、最も良く知られる原因は、太陽の「紫外線」です。太陽からの紫外線、特にUVB(中波長の紫外線)を浴びることにより、皮膚(角化細胞)は紫外線の光線によるダメージから肌を守る為に、SOS信号を出す働きがあり、メラニン細胞(色素細胞)にメラニンをたくさんつくる指令を出します。夏の炎天下で1時間皮膚を太陽の紫外線にさらすと、1個の表皮細胞の核遺伝子DNAに100万個の傷をつくると言われています。そこで、皮膚(角化細胞)は紫外線から細胞核を護るために、メラノサイト(色素形成細胞)にSOS信号を出すのです。助けを求められたメラノサイトは、皮膚の表面(細胞核の上部)に集積し、紫外線をブロックする目的で、帽子のような構造のを作ります(メラニンキャップ)。なので、本当は大変ありがたい働きのこの作用が、シミの元凶でもあるのです。

シミの種類

多くの場合、黒色メラニンは基底層や表皮(皮膚の浅い部分)に存在しています。茶色や黒みがかったシミ・そばかすは、この皮膚の比較的浅い部分にあるメラニン細胞の働きが原因で、加齢に伴うケラチノサイト(表皮細胞)の機能低下により、メラニン色素の生成が進み、さらにターンオーバーの遅延により色素が定着した状態です。

なお、表皮のシミは大きく分けて4つの種類があります。

  • 日光黒子(老人性色素斑)・・・紫外線で起こる一般的なシミで、平らで境界がはっきりした黒っぽいシミで、30歳以降から増え始める色素斑です。
  • 雀卵斑(そばかす)・・・直径数ミリ以下のまるい小さなシミで、ほほや鼻の周りなどに多く出ます。3歳頃から出始めて、思春期に特に目立つようになります。遺伝的な要素が大きいく、白人に多く見られ、チャームポイントとしても認識されることが多いです。
  • 炎症性色素沈着・・・ニキビ跡・蚊に刺された跡ニキビや化粧品などによる肌の炎症が治ったあとに生じるシミで、年齢・性別に関係なく現れます。顔以外にも全身にできるシミで、くすみのようにも見えるため、早めに対策が望ましいです。
  • 肝斑(かんぱん)・・・頬骨の上とかに左右対称にうっすらと出来るシミで、女性ホルモンのバランスが崩れがちな30代後半から50歳位の女性にできやすいとされています。

上記の中でも、最も一般的な表皮のシミは日光黒子(老人性色素斑)と呼ばれています。名称に『老人性』と付くため抵抗があると思いますが、実際は若い人でも日焼け対策をしていなければ、多く見られる症状です。この種類のシミは小さな円形または楕円形の薄茶色のシミとして現れ、加齢とともに大きく、色が濃くなってきます。ただし、このシミは、適切に対処すれば確実に消える(もしくは、薄くなる)ため、早めのケアをオススメします!

食べ物で予防・改善する

既にできてしまったシミには、レーザー外用薬など身体の外側からのケアも大変有効ですが、長期的な予防と改善に大切なのは、体の内側からのケアです。日光黒子(老人性色素斑)等の表皮のシミは、肌の代謝であるターンオーバーが正常に行われることによって、自然に黒色メラニンが排出され、だんだん色が薄くなったり、消えることが期待できます。シミは一度できると一生残り続けるものではなく、適切なケアとライフスタイルで皮膚の代謝を重ねることにより、時と共に体外へ排出されていきます。

また、紫外線は肌の細胞内でシミの原因となるメラニンを作り出すだけでなく、シミのもう一つの原因ともなる活性酸素を発生させることで知られます。活性酸素は、健康な細胞まで酸化させ、望ましくない肌を作る原因となってしまいます。さらにDNAを傷つけてしまうので、老化が進みやすくなりますから、注意が必要です。
現在の技術では、シミを薄くしたり消すことは外用薬やレーザー治療で可能であっても、紫外線によって作り出された活性酵素まで除去することは難しいため、食べるものに注意をして、内側からのケアをすることは非常に大切なのです。
なお、活性酸素対策には、次のような抗酸化力の高い栄養素を摂ることをオススメです。

  • ビタミンC  
  • ビタミンA  
  • ビタミンE  
  • リコピン  
  • アスタキサンチン
  • イソフラボン 
  • エラグ酸 
  • Lシステイン 
  • ポリフェノール

    これらの栄養素は野菜や果物に多く含まれ、抗酸化物質であるファイトケミカルを多く含む食材を摂ることが大切になります。抗酸化作用は、活性酸素を除去する働きがり、老化予防には欠かせませんので、ぜひこちらの記事をチェックしてみて下さい。ここからは、シミを消すのにオススメの食材を5つご紹介します。

オススメ!摂ると良い食べ物5選

摂ると良い食べ物5選

1、レモン

レモンはコスメの『美白成分』としても知ら、活性酸素を消去して、からだの酸化を防ぐ働きを持ちます。また、果実に含まれる『レモンフラボノイド』は、抗アレルギー作用、抗ウィルス作用、抗炎症作用、抗がん作用、血圧降下作用があることが報告されています。なお、ビタミンCは調理の過程で失われてしまうため、フレッシュな状態での摂取が大切ですが、レモンは果汁で絞ることができるため、サラダなどに採り入れやすく、とても手頃です!またビタミンCは体に蓄積することができないため、毎日摂取することがポイントでが、朝のサラダなどに取り入れ、毎日少しずつ、美白作用のあるものを食べる習慣をつけましょう。また、ポリフェノールを含むオリーブオイルと併せて使うことで、ダブルで抗酸化作用を得られるだけでなく、肝機能を向上させる相乗効果も判っていますので、大変オススメです。

2、キウイ

抗酸化作用のあるビタミンCの含有量が、レモンより多いキウイには、食物繊維も多く含み、消化促進効果もあります。また、血流を促すビタミンEも多く含まれているため、血のめぐりも良くなり、ターンオーバーが促されるため、肌の状態も改善します。なお、『スーパーフード』の一つとしても知られるキウイは、オリーブオイルと一緒に摂ることで、腸内環境を改善し、便秘を解消することでも知られています。朝のフルーツの一つにキウイを加えて、オリーブオイルをかけて食べることをオススメします!

3、玄米

玄米はビタミンやミネラルが豊富で、メラニンの排出を促す作用があります。さらに、発芽玄米にはメラニンを作る酵素である『チロシナーゼ』の活性化を抑える働きも認められています。そして、玄米は腸の掃除役である食物繊維をたっぷり含むため、腸を綺麗にして、代謝を助ける役目も果たします。毎日のお米を、玄米に替えてみるといいでしょう。

4、カボチャ

カボチャにには、ビタミンA・C・Eがすべて含まれるため、高い抗酸化作用が期待できます。なお、かぼちゃのオレンジ色を構成している成分は、βカロチンと呼ばれ、天然色素であるカロテノイドの一種です。βカロチンは体内に入ると小腸から吸収され、皮膚や粘膜の健康維持などに効果があるビタミンAに変化します。このビタミンは、抗酸化作用(アンチエイジング)だけでなく、肌にうるおいを与え、肌への色素沈着を抑制して明るい肌を保ち、さらにお通じを良くすることで美肌効果をもたらします。

5、ブロッコリー

ブロッコリーには、ビタミンC、βカロテン、葉酸が豊富に含まれていますが、茎の部分にもつぼみ同様に栄養がが豊富に含まれています。ブロッコリーを調理する際に、茎はそのまま処分する家庭も多いと思いますが、これは実は大変勿体ないです。茎の部分を含め、ブロッコリーはクセが無くて非常に食べやすい食材なので、茎の部分も煮る、焼くなどをして、全体を食べることをオススメします。

摂るとシミやくすみに良くない食べ物

摂るとシミやくすみに良くない食べ物

糖分を摂りすぎると、タンパク質の糖化が進んで黄ぐすみが発生するだけでなく、ターンオーバーも遅くなり、メラニンが滞りやすくなります。また、糖分過多は腸内細菌のバランスを崩すため、炎症を悪化させる物質の生成を促し、シミの増加につながることもあります。糖質は、脂質やタンパク質と結びつくことでAGE(糖化最終生成物)を作り、『糖化』が起きます。この糖化により、肌のハリを保つコラーゲンが破壊されて、しわや老化の原因になります。腸内環境は肌の健康とも密接に関係していますから、糖質をとりすぎると結果的に美白に悪影響が及びます。さらに、糖質をとりすぎると血液の粘度が高まり、肌への栄養素の供給が低下してターンオーバーが遅れるデメリットもあります。糖質を多く含む食品には、精白米や麺類、チョコレート、ケーキなどがあります。
また、ジャンクフードにも注意が必要です。ジャンクフードに含まれる油分は、とりすぎると皮脂の分泌が増える恐れがあります。過剰に分泌された皮脂が酸化すると、肌にダメージを与えてメラニン色素が分泌され、くすみの原因になるのです。また、ジャンクフードに含まれる油は化学薬品で精製された油の事が多い上、酸化していることが多いため、極力控えることをオススメします。

習慣も大切

習慣も大切

美肌を保つには、睡眠や運動などの、日常の習慣が大切です。睡眠時間が短くなると、疲労によってストレスが溜まり、ホルモンの増加でメラニンが増加します。また、運動不足により血流が悪くなり、代謝が低下してメラニン色素が排出されにくくなり、蓄積すると同時に、シミが濃くなったり、増えたり、くすみを引き起こす可能性が高まります。ストレスを上手く発散させることで、活性酸素の発生を抑え、ターンオーバーを乱さないことが大切です。
なお、過剰に生成されたメラニンがお肌に蓄積すると、日焼けのように茶色っぽくなり、やがてターンオーバーによって古い角質とともに体外に排出されます。しかし、ターンオーバーが正常に働かないとメラニンが排出されず、シミや、顔全体のくすみにもつながってしまいます。お肌の透明感や明るさ、ツヤが失われて、本来のお肌の明るさよりも顔全体が暗く見えるため、不健康な印象を与える可能性もあります。お肌のうるおいが不足したり、不規則な生活習慣によってストレスが溜まり、血行が滞りやすくなると、肌が生まれ変わる力が弱まってしまいます。このターンオーバーの乱れから、古い角質が剥がれるることなく積み重なると、お肌のキメが乱れ、肌本来の明るさが損なわれてしまうので、注意が必要です。

ハイドロキノン配合の化粧品を使う

ハイドロキノン配合化粧品、ゼオスキン、トレチノインの化粧品を使う

美白の成分で人気のハイドロキノンをご存知でしょうか?ハイドロキノンは美白効果で注目を浴びており、多くの美容クリニックではハイドロキノンが配合された薬を用いて、シミ治療をしていおり、塗布することでシミやニキビ跡を薄くするだけでなく、これからできるシミの原因となる、メラニン色素の発生を抑える働きがあります。この成分はアメリカでは一般的な処方で知られ、多くは化粧品クリームなどで発売されてきましたが、日本でも2001年に薬事法が改正されて以降、ヒドロキノンを配合した化粧品が次々に販売されています。従来は、皮膚科医により処方された医薬品が必要でしたが、現在はインターネットでも購入することができます。

なお、デメリットとしては、ハイドロキノンの濃度が高い、もしくは使用期間が長い場合、白斑(肌が白く色抜けすること)を引き起こす可能性があります。これはハイドロキノンの作用でメラノサイト(色素細胞)が刺激を受けた結果、細胞自体が失われてしまうためです。なので、一般的に市販されている濃度5%以下のハイドロキノンに留めるのが良いでしょう。

美容皮膚科によるレーザー光治療

美容皮膚科によるレーザー・光治療

美容皮膚科では、「美容」を目的とした専門家が皮膚の治療を行いますので、それぞれの症状に合わせた施術が可能です。多くの美容皮膚科では、無料でカウンセリングを受け付けていますので、専門家に相談のうえ、ケアを選択することが望ましいです。

紫外線対策

紫外線対策

シミに効く食べ物を食べて、ターンオーバーが正常化したとしても、日々の紫外線対策は必須です。なぜなら、日光黒子やそばかすは紫外線の影響でさらに濃くなる場合が多いからです。薄っすらシミがある箇所にも、日焼け止めをしっかり塗り、紫外線をしっかりブロックしましょう。シミが気になる箇所は特に、UVケアを徹底して、紫外線から肌を守り、保湿することが大切です。なお、普段から使う日焼け止めにはSPF30か35の日焼け止めを使うことをオススメします。もしビーチや野外で数時間直射日光に当たることが判っている場合は、特に注意して、SPF50以上の日焼け止めを塗ることを徹底すると良いでしょう。

また、日やけ止めだけではなく、日傘やサングラス、アームカバー、UVカット機能がある衣服などで万全に対策すると、紫外線によるシミを作りたくない箇所を、殆どカバーできます。

まとめ

まとめ

如何だったでしょうか。冬が過ぎて、また春が来て、紫外線が気になるシーズンが到来します。良い習慣ならば、始めるのが早いほど、恩恵を授かる時間も長くなりますので、今回の記事で1つでもピンときたケアがあれば、ぜひチャレンジしてみてください!肌が綺麗になるとセルフイメージが上がり、笑顔が増えることで運がよくなると言う人もいるくらいですから、大変オススメです。

良い習慣が良い習慣を呼びますね!

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