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肝機能を改善

【オリーブオイルとレモン汁が肝機能を劇的に改善する】理由3つ+オススメのオリーブオイル3選

 肝臓は血液の循環に非常に重要な役目を果たしています。代謝機能として、私達の体内で栄養素を分解し、身体が利用できる栄養素に作り変え貯蔵し、必要時には供給する役割をするだけでなく、解毒機能として、有害な物質を体の外に出す働きもあるのです。
 一方で肝機能が弱まると、本来は肝臓が解毒していたはずの老廃物が排出できなくなるため、体内に残り、蓄積されてしまいます。その結果、中性脂肪が増えていくことに加え、疲れやすくなったり、浮腫みシワタルミから始まり、ひどい場合には悪性の腫瘍などで健康を害して病気になる可能性もあります。
 このように、生命の維持には不可欠な臓器と言える肝臓ですが、今回の記事では、この大切な臓器である肝臓の機能を改善するために、オリーブオイルレモンが効く理由を3つ紹介します。最後には、レモンと併せて使うのにオススメのオリーブオイルを3つ紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

オリーブとレモンが、肝臓を浄化するんですね!

普段意識していないけど、肝臓はとても大切な臓器。しっかりケアしたいね!

オリーブオイル&レモン汁で肝機能向上

POINT
 肝臓は薬や老廃物などの分解、栄養を貯蔵して供給、胆汁の生成などの働きをする重要な臓器
 毎日酷使している肝臓は年齢を重ねるごとに機能が低下しがち
 障害が起こっていても症状に表れにくいことから「沈黙の臓器」とも言われている
理由1 相乗効果がある

オリーブオイルとレモンは、同時に摂取することで効果が倍増するため、オリーブオイルのオレイン酸によるコレステロールを減らす働きと、レモンの中性脂肪の値を下げる働き(後述)に相乗効果があると言われています。

理由2 クエン酸効果

 レモンに含まれるクエン酸には肝臓細胞の再生分解を促進する働きがあり、体内から毒素を排出する作用があります。また、クエン酸は胆汁の分泌を促し、スムーズにする効果があります。生成された胆汁酸は消化酵素の働きを助けるため、消化不良のリスクを軽減してくれます。特に、脂質が多い食事ほど、消化をするためにはより多くの消化酵素が必要になるため、レモンは油との相性が良いのです。昔から、肉料理や油の多い料理にはレモンが添えられているのを見かけますが、脂のうま味と、レモンの爽やかな酸味の相性が抜群なだけでなく、実は健康の意味でもとても重要な役割を果たしているのです!なお、レモンのクエン酸はカルシウムの吸収を助けることで、骨密度を改善する事でも知られています。またそのほかにも、レモンやオリーブオイルには抗酸化作用があり、美容の面でも優れているため、髪や爪、アンチエイジングにも有効です。また、健康な髪を育て、ふけの予防にも良いとされています。

理由3 エリオシトリン効果

三重大学の研究チームの発表によると、レモンに多く含まれる「エリオシトリン」と呼ばれる成分が中性脂肪を減らし、さらにミトコンドリアの生成を活発にすることで脂肪肝の抑制をすることが判っています。

肝臓は、何かの不具合が起こっていても症状に表れにくいことから「沈黙の臓器」とも呼ばれています。また、肝臓の酸化は全身の老化につながるため、日々のメンテナンスを大切にしたいですね!

作り方は?オリーブオイルとレモンを混ぜて飲むだけ

それでは具体的な作り方ですが、どれくらいの分量を取ればいいのか?というと、以下の目安です。

使用量
✔ エキストラバージンオリーブオイル…大さじ1杯
✔ レモンの果汁…大さじ1杯(若干少な目もOK)

できれば、高品質にエキストラバージンオリーブオイルを朝食の30分程前の空腹時に飲むと良いですが、そのまま朝のサラダドレッシングとして使うのも良いです。できれば毎日、少なくとも1週間に3回は続けると効果的だとの事です。また、飲みにくい場合は、水に溶かして飲むこともオススメです。

レモンオリーブオイルの詳しい作り方は、こちらの記事も参考にしてください!

選び方のおすすめ

 オリーブオイルはエクストラバージンオリーブオイルを選ぶと良いです。ただのバージンオイルに比べて、エクストラバージンオリーブオイルの健康効果は比ではないため、できるだけ純粋なエクストラバージンオリーブオイルを選ぶと良いでしょう
また、エクストラバージンオリーブオイルは地方や品種によって味が大きく違います。ピリッと辛いオイルでポリフェノール濃度が高いものや、逆に甘くて飲みやすいようなものまで多々ありますので、ぜひお好みのオリーブオイルを見つけてみて下さい。
 なお、エクストラバージンオリーブオイルの農家さんでも、同じ農園でレモンを育てていたりして、その果実を一緒に絞ったオイルも販売する所もあります。このようなオイルは最初からレモンの素晴らしい香りがして、本当にレモンを絞っただけなので、ご家庭で使うのにも大変便利です。これらは『フレーバーオイル』や『エクストラバージンフレーバーオリーブオイル』または『レモンオイル』などの名称で販売されていますので、これらを買うのもおススメです。
 レモンとオリーブオイルのミックスは、健康面だけでなくても最高においしいですので、毎朝のサラダカルパッチョや白身魚のグリルなどに使ってみては如何でしょうか。お菓子作りや、ケーキにかけるのも、大変おススメです。

エキストラバージンオリーブオイルと普通のオリーブオイルの違いは、こちらの記事をご覧ください。

その他、嬉しい健康効果

身体に良くない』というイメージがあるかもしれませんが、良質なオリーブオイルは、毎日摂取しても太るということはなく、むしろ身体にとって良いことで知られています。この際、オリーブオイルは生でそのまま使うことをオススメします。もし加熱して調理用に使う場合は、煙が出ない程度(180℃以下)の加熱に抑えることで、オイルの劣化を防げます。

そのまま飲むなら非加熱が絶対にオススメ! ↓

オリーブオイルを毎日の食生活に取り入れると、こんな効果が期待できます! ↓

✔ 生活習慣病の予防
✔ 便秘解消
✔ 抗炎症作用

✔ 美容効果

また、レモンは単体でも非常に美容健康効果が高いため、積極的に取り入れていきたい食材です。

レモン汁は単体で摂っても、以下の効果が期待できます。

✔ 疲労回復
✔ 美肌効果
✔ 骨密度の増加
✔ 血圧の低下
✔ 気分を落ち着かせる

レモンと併せてオリーブオイルを使う場合は、レモンの香りと酸味を最大限に愉しむために、刺激が強すぎる味わいや、香りが強すぎるものを避け、できるだけ控えめな味で、『油っぽくない』タイプを選ぶことをオススメします。(トスカーナ産のオイル等、ポリフェノールが多くてピリ辛の物や、あまりにクセの強いタイプを使うと、折角のレモンオイルの味わいを損ねてしまう可能性が有ります。)

お好みによりますが、クセが強いオイルをレモンに漬けるよりは、マイルドで汎用性の高いエキストラバージンオリーブオイルを使用する方が、レモンオイルの味に深みが出て良いと思います。また、レモンオイルを作る場合は特に、オリーブオイルは生でそのまま使用できる品質のものを使用することが大切です。オリーブオイルは酸化しやすいので、もともと酸度が低く、酸化しにくいエキストラバージンオリーブオイルを選ぶことがオススメです。

フルーティで酸度も低い!シチリアのトンダイブレア種のオイルはマイルドでイチオシです!

国産(小豆島産)のオリーブオイルは、香りが鮮明で、軽くクセがないため、こちらも大変オススメです。

市販のレモンオイル

ご家庭で作るのが難しい場合は、市販のレモンオリーブオイルもあります。時短にもなってとても美味しいので、こちらを利用するのもオススメです。

僕のオススメは、チェトローネ農園のレモンオイルです。 ↓

まとめ

 如何だったでしょうか?肝機能が弱まると、解毒が上手くできなくなることで毒素が体に巡り、浮腫みシワなど美容の面だけでなく、疲れが取れない腫瘍ができる慢性的な病気になる等の症状を引き起こす可能性があります。特に普段から脂っぽい食事や、お酒が好きな方は、肝臓に大きな負担をかけている可能性が高いので、オリーブオイルとレモンを取り入れる工夫をしてみることをオススメします!また健康面だけではなく、良質なオリーブ油とレモンのコンビネーションは、料理の味をグッと良くしてくれますよ!

今回の記事の動画版(YouTube)は以下で見れます!

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