fbpx

CONTENTS

CONTENTS

パルマハム

イタリア生ハム特集【パルマハム編】

イタリア産生ハムをプロシュートといいますが、現地の生ハムの位置付けといえば、毎日食べてもおかしくないほどの日常食です。

パルマ地方はイタリア生ハムの生産量の6割を占めており、サンダニエーレと共に2大生産地になります。

パルマハムは、その地方に伝わる伝統的な技法の長期乾燥熟成で作られ、芳香な風味とまろやかな味が特徴ですが、一口にパルマハムと言っても、ただパルマで作られたというだけでなく、厳しい規定をクリアした高品質なハムだけが名乗ることができる、素晴らしいブランドです。


パルマハムの認定生産者となるには、ごく限られた地域に位置していて、かつ厳しい条件を満たす必要があります。(エミリア街道から5km以上南に離れ、海抜900m以下であり、かつ東はエンザ川と西はスティロネ川に挟まれた地域に位置し、さらに協会が定めた細かな条件を満たすなど。)

これ以外のハムには正式な認定マークであるパルマの王冠は与えられず、パルマの名を名乗ることはできません。

この限られた地域で、限られた生産者のみが生産可能な理由ですが、この独特な地域環境かつ伝統的な製法でしか、この最高品質のハム生産ができないからなのです。

目次(クリックするとジャンプします)

特徴

【100%ナチュラル】
硝酸塩や亜硝酸塩などの添加物の使用は厳しく禁じられています。本品は海塩のみ使用しています。

【原産地呼称保護:100%イタリア産】
本品はイタリア豚のモモ肉を使って、パルマでのみ生産されます。

【パルマハム協会認定】
王冠マークが、本物のパルマハムの証です。

栄養

パルマハムはたんぱく質が多く、熟成過程で生じた遊離アミノ酸が豊富に含まれているため、非常に消化しやすい食品です。

脂質に関しては、不飽和脂肪酸が64.9%と飽和脂肪酸35.1%に対して非常に高く、その中でもオレイン酸(45.8%)の割合が非常に高くなっています。つまりパルマハムの脂肪の中には飽和脂肪酸とコレステロールがあまり含まれていません。

パルマハムにはビタミンも豊富で、特にビタミンB1、B6 、B12、ナイアシンが多く含まれており、1日の推奨摂取量の大半をカバーすることができます。リン、亜鉛、鉄分、セレニウムといった無機塩類も同様、パルマハムに相当量含まれています。

もうひとつ重要な要素は、パルマハムには通常食肉加工品の製造に使われる亜硝酸塩や硝酸塩といった着色料や保存料を一切含まないことです。パルマハムの生産規定で認められている材料は豚肉と塩のみです。

                   (パルマハム協会より抜粋)

CASAブランド

イタリアでもTOP3に入る程のジャーナリスト重鎮ダヴィデ・パオリーニは、著書 “Alla scoperta del gusto italiano (イタリア食の探求)で高品質のイタリア食材の製造者50社を挙げ、 CASA GRAZIANOは唯一ハム生産者としてリストアップされました。

最高のパルマハムをご堪能ください!

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。