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オルゾ―

イタリアの大麦ドリンク『オルゾ』の健康成分3選

最近コンビニや喫茶店でも見かける『オルゾラテ』。ソイラテのようにオシャレな感覚で飲めてノンカフェインのコーヒー系ドリンクのため、健康志向の人にも人気ですね。このオルゾですが、実は健康成分が豊富なデトックスドリンクとして、古来からイタリアでは親しまれてきており、近年でも美肌にするスローフードとして見直されていいます。イタリア人の『社交場』BAR(バール)では、毎朝エスプレッソをすするのが日常風景のイタリアですが、若い女性の間では朝のエスプレッソ以上に人気が有ると言います。今回は、オルゾオルヅォ)の歴史、楽しみ方と美容・健康の効果と効能をお届けします。

ノンカフェインのコーヒー感覚のドリンクですね!

健康にも良いし、大麦由来の日本人にも親しみやすい味だよ!

オルヅォとは

オルゾとは

ORZO(オルゾ・オルヅォ)はイタリア語で大麦を意味します。オルゾを煮出したドリンクをイタリアでは『カフェ・ド・オルゾ』と呼びます。ティーバッグのタイプも有りますが、イタリアのBAR(バール)では、エスプレッソマシンで抽出され、色も味も大変濃いものが主流です。オルゾは原料に大麦を使用している為、当然ノンカフェインですので、子供、妊娠中の女性、また老人にも親しみやすいドリンクです。日本風に言うと、『大麦茶』ですが、実際に味も麦茶と非常に似ていて、ストレートで飲むと『濃い麦茶』という感覚に近いですが、飲み方や焙煎方法、栄養成分の分量が違うため、まったく違うコーヒー系のドリンクとして親しまれています。

なお、オルゾの大麦自体もイタリアでは広く料理に使われています。特にリゾットなどに米の代替品として使われることも多く、オルゾを使用したリゾットは、『オルツオット』と言われて親しまれています。また、弾力の無いグルテンフリーパスタよりもよっぽどモチモチしていて、グルテンフリーを好む人にも小麦の代替品として大変好評です。

オルゾの歴史

オルゾの歴史

オルヅォの歴史は古く、古代ギリシャローマ時代に遡り、医学の父と言われるヒポクラテスが、病弱な人々に煎じたオルゾを処方していた事でも知られています。また、剣闘士(グラディエーター)が飲んでいた栄養豊富飲料としても知られ、イタリアではコーヒーが広まる以前から飲まれており、オルゾを知らないイタリア人はいない程です。最近では、オルゾに含まれる沢山の美容成分が脚光を浴び、ヨーロッパの若い女性の間でも注目されています。さらにオルゾはグリセミック指数(GI値)が低い健康的な食品として、ダイエット志向の人々からも人気です。オルゾの大麦の種類はメーカーによっても様々ですが、伝統的な古来種である『モンド』は、栄養成分にも優れており、遺伝子組み換え(GMO)が無いため、健康志向の方には、特にオススメです!

美容健康成分

美容健康成分

1、食物繊維

オルゾの原料である大麦は、穀類のなかでは『食物繊維の王様』と言われ、穀物の中では群を抜いて食物繊維の含有量が多いです。日本の大麦(七分つき押麦)は100g中に約10.3gの食物繊維を含み、玄米の約3.0gと比べても大変高い値です。更に、イタリア産大麦モンド種は食物繊維が豊富なことで知られ、100g中に約20gも含まれています。 これは日本の大麦(七分つき押麦)の食物繊維含有量と比べると約2倍にもあたるのです!オルゾは見た目と味は、日本の麦茶と似ていますが、食物繊維の含有量だけでも随分と差が有るのです。また、白米と比較しても食物繊維の含有量が遥かに多いため、腸内環境を整える効果があるため、便秘改善に非常に効果的な飲み物と言えます。またオルゾは、コレステロールの吸収を抑えたり、コレステロール値を下げる効果も認められていおり、健康的なダイエットにも良い効果が期待できます。なお、オルゾの原料である大麦の食物繊維は、水溶性食物繊維の『大麦β-グルカン』で、ファイトケミカルの一つとしても注目されています。

2、アミノ酸

オルゾには18種類のアミノ酸が含まれており、10gのオルゾには約990㎎以上のアミノ酸が含まれていると言われています。その中で最も多く含まれるグルタミン酸は、リラックス成分でもあるGABAを生成し、記憶や学習に重要な役割を果たすと言われています。また、2番目に多く含まれるプロリンは、コラーゲンのもとになり、さらに脂肪を燃焼する働きもあり、共にエネルギー源となります。なお、イタリア古代大麦であるモンド種は、ヨーロッパでも高い品質で知られ、日本産大麦と比べても特にアミノ酸の量が多いです。

3、ビタミン、ミネラル

オルゾは、肌の修復効果がある美容ビタミンとして知られる、ナイアシン(ビタミンB3)を含む多くのビタミンB群を含んでいます。また最近では、オルゾの有用成分として含まれるPクマル酸アルキルピラジン等に関しての研究が始まっています。Pクマル酸は麦茶にも含まれ、抗酸化作用が高く活性酸素を撃退してくれる働きがあります。 これにより美肌効果、アンチエイジング効果が有ります。 また、肥満や糖尿病、高血圧に代表される生活習慣病はこの活性酸素が原因であることが多いため、オルゾを飲むことで予防につながるということです。またアルキルビラジンは香ばしい香りの成分ですが、この成分が血液流動性を向上し、血液をサラサラにする効果があります。また日本の麦茶同様に、ミネラルも豊富に含まれており、カルシウム、リン、マグネシウム、鉄を摂ることができます。また大麦にはタンパク質、炭水化物、食物繊維も含まれるので、全体的なバランスを考えても、非常に健康的でオススメです。

美味しい楽しみ方

一般的にイタリアでは顆粒状のオルゾをコーヒーメーカーハンドドリップで淹れたりします。またマキネッタエスプレッソマシンを使えば、イタリアで飲まれている濃厚なエスプレッソオルゾが楽しめます。なお、最近ではティーバッグに入っている物も多くありますので、通販などで買う場合はどのような形状かを参考にしてみてください。

1、ストレートで

コーヒーをブラックで飲む感覚で、ノンカフェインのオルゾをストレートで飲むことができます。濃くすれば、イタリアで飲まれているようなエスプレッソのような味になり、薄くすれば日本の麦茶に近い味になります。色が非常に濃く、ブラックコーヒーのように見えますが、胃腸に優しい飲み物ですので、安心です。

2、ミルクでラテにして

オルゾは大麦の粒を長時間低温焙煎することで、形が自然に崩れ、大変細かい顆粒状になっています。このため、オルゾは水やミルクでもすぐに溶け出す状態になっています。 普通の紅茶のティーバッグですと、グツグツに沸騰したお湯を注ぐのが良いとされますが、オルゾのティーパッグは冷水に入れても、2~3分で溶け出すのです。もちろんミルクでも良く溶け出し、オルゾラテが簡単に出来上がります。

3、パンやお菓子、お料理の材料として

オルゾはパンやお菓子作りの材料として使用したり、オルゾとミルクに寒天を加えて、ゼリーの材料にしたりと、ドリンク以外の用途もあります。例えばオルゾを混ぜた食パン、スコーン、マドレーヌやケーキ、そしてパスタなどにも使用できます。オルゾは深入り焙煎されている為、大変香りが高く、香ばしい味わいがあり、栄養成分も豊富なので、お料理の風味付けにピッタリでオススメです。

4、甘酒、飲むヨーグルト、豆乳などと混ぜて

オルゾの香ばしさは、まるで挽きたてのコーヒーカカオにも似ています。そこで、オルゾを甘酒飲むヨーグルト、または豆乳に直接入れて、溶かして飲む方法も大変オススメです。ティーバックタイプのオルゾの場合は、カップに注いだ甘酒や飲むヨーグルトにそのまま入れて、5分~10分程度待つと、大変香ばしくて美味しいドリンクに仕上がります!

古代大麦のオルゾ

健康志向のダイエットで、古代小麦のスペルト小麦を耳にする機会が多いと思います。近年は、遺伝子組み換えや農薬、生成による栄養の偏りやグルテンフリーなどの理由から、より身体に良い食材を求める人も多いです。同じように、大麦にも古代大麦の『モンド大麦』が存在します。モンドは大麦の中でも裸麦に分類されます。裸麦とは、穀粒の皮が容易にむけて、穀粒がむき出し(裸)になることから、その名前が付いています。大麦は多く の機能性成分を含んでおり、食物繊維の含有量は前述のように白米の 10 倍以上に相当しますが、裸麦には水溶性の食物繊維のβ-グルカン大麦より裸麦に豊富に含まれますβ-グルカンはキノコや酵母にも多く含まれる多糖類の一種で、免疫力を高めたり動脈硬化を防ぐ働きや、ガン予防効果があるとされ、近年でも大変注目を浴びている成分です。大麦オルゾに使用される麦の種類も複数ありますが、味、香り、栄養を考えると、裸麦の古代品種の大麦で出来たオルゾがオススメです。

↓ Primeshop.jpの編集部が運営するCAFE『プライムカフェ』が企画したオルゾが、クラウドファンディング『マクアケ』で先行発売後、現在は一般に販売開始しています。毎日でも飲みたくなる美味しさです。定期購買が大変お得でオススメです!

まとめ

まとめ

如何だったでしょうか?オルゾドリンクの良いところは健康成分だけでなく、夜の団らんに一杯飲んでも眠りの妨げになりませんし、カフェインを全く摂りたくない人でも、安心して飲めます!日本人ですと、そのままストレートで飲むと、どうしても麦茶の感覚は覚えると思いますが、イタリア風にラテにしたり、蜂蜜などを入れて甘みを出してみると、アレンジ次第でまったく違ったオシャレなドリンクとして楽しめるので、オススメです。まだオルゾを試していない人も、ぜひ一度試してみてください!

オルゾは工夫次第で、本当にいろいろな料理に使えますね!

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