高級オリーブオイルの正しい使い方+NGな使い方
せっかくの高級オリーブオイルは、大切に使いたいものですよね!どのように使うと良さが一番引き立つのでしょうか。また、NGな使い方はあるのでしょうか。今回は、高級なエキストラバージンオリーブオイルの使い方をピックアップします!
高級なエキストラバージンオリーブオイルほど、大切に使いたいですよね!
実際にイタリアでは、用途によって使い分けているんだよ。
目次(クリックするとジャンプします)
高級オリーブオイルの使い方:仕上げにかける

高級なオリーブオイルは、なまでそのまま使うのが一番!
サラダにかける

市販のドレッシングの代わりとして、エキストラバージンオリーブオイルとバルサミコ、塩だけでドレッシングのようにして使うと、高級なオリーブオイルならではの素晴らしい香りと滑らかな舌触りに爽やかな味わいが楽しめます。葉物野菜の繊細な味を損なわずに、素材の味も尊重したままに美味しさをプラスできるうえ、減塩にも繋がりますので大変オススメです。
オリーブオイルのドレッシングが初めての方は、こちらの記事も参考にしてください!
生野菜には、このエキストラバージンオリーブオイルがオススメ!
カルパッチョにかける

日本では刺身には醤油ですが、シチリア島を始めとして地中海ではエキストラバージンオリーブオイルと塩で生魚が食べられることが多いです。エキストラバージンオリーブオイルならではの香りが魚の臭みを消してくれる意味もありますし、エキストラバージンオリーブオイルに含まれるオレイン酸の成分が魚の旨味を引き立てると言われています。
地中海では、このような食事方法が日常的です!
パスタにかける

高級なエキストラバージンオリーブオイルは、料理の上かかけるだけで、何倍にも美味しくする効果があります。従来の料理油は、炒め物の敷き油のイメージが強いですが、本物の高級エキストラバージンオリーブオイルはソースのようにかけられるのが最大の特長です。
オリーブオイルがソースと呼ばれる理由については、コチラの記事にまとめました!
トマトパスタにあうエキストラバージンオリーブオイルはコチラです!
パンやピザにかける

エキストラバージンオリーブオイルの味が最も際立つのが、パンにつけて食べる方法です。高級なエキストラバージンオリーブオイルはそのものの味わいが素晴らしいものが多いので、安価なオリーブオイルとの差が一番分かりやすく、最も楽しめる方法の一つです。
また、エキストラバージンオリーブオイルは炭水化物との相性がとてもいいため、古くから親しまれてきました。近年の研究では、食後に眠気を引き起こす血糖値スパイクにも効果があると言われています。
血糖値スパイクとオリーブオイルの関係は、以下の記事を参考にしてください!
肉や魚のグリルに

肉や魚のグリルにそのままかけても美味しいのが、エキストラバージンオリーブオイルです。イタリアの牛肉は赤身が多いため、若干パサつきが有りますが、高級なエキストラバージンオリーブオイルを足すことで滑らかな舌触りと旨味が引き立ち、肉の臭みも消えるので大変重宝されています。和牛などの油っぽい肉ではなく、あっさりした肉や魚に使うのが一番オススメです。
肉料理にあうエキストラバージンオリーブオイルはコチラです!
オリーブオイルと苦味の関係は、コチラの記事を参考にしてください!
生でそのまま飲む

健康効果が欲しい人が、毎日1スプーン1杯のオリーブオイルを飲むことは良く知られていますが、生でそのまま飲むなら、酸化していなくて、ポリフェノールが多いものを飲むと効果も実感しやすいですし、美味しく飲めるので、毎日抵抗なく続けられます。
生で飲むのにオススメのオリーブオイルはコチラにまとめました!
納豆や豆腐にかける

和食にエキストラバージンオリーブオイルを使うのは意外ですが、特に豆との相性がとても良いので、ぜひ一度試して頂きたい食べ方です。イタリアでは煮豆や豆のスープなどにもエキストラバージンオリーブオイルをいれるほど、相性が良いと考えられていますので、日本の大豆製品にも合わないはずがありません。実際、味噌汁、納豆、豆腐ににかけてみても、非常に美味しく食べられます。
和食にエキストラバージンオリーブオイルを取り入れると、手軽に地中海和食が楽しめるんです!
高級オリーブオイルのNGな使い方:発煙するまでの加熱調理

一般的にエキストラバージンオリーブオイルは生食用、ピュアオリーブオイルは加熱用、と思われがちですが、実はどちらのオイルも生食用・加熱用で使えます。エキストラバージンオリーブオイルは比較的価格が高めなものが多いこともあり、加熱用で使ってしまうともったいない、と考えられますが、炒め物に使うことで、食材に風味やコクを加えることができます。しかし、注意したいのが、オリーブオイルを熱しすぎないという事です。
油を熱すると、ある時点から煙を発するのは経験があると思いますが、これを発煙点と言います。この発煙点を超える事で、オリーブオイルのせっかくの良い香りが飛んでしまうばかりか、健康成分が失われてしまいます。北米オリーブオイル協会によると、オリーブオイルの一般的な発煙点は176℃~190℃ですが、良質なエキストラバージンオリーブオイルの発煙点は約210℃す。このため、オリーブオイルを熱するにしても高品質なものを選ぶに越したことはないですが、発煙するほどの加熱調理に使うには、勿体ないのでオススメできません。
加熱調理とオリーブオイルに関しては、この記事も参考にしてみてください!
まとめ
いかがでしょうか。高級なエキストラバージンオリーブオイルは勿体なくて使いみちが判らないという方も、ぜひ色々な方法を試してみてください!使い始めると、驚くほどたくさんの用途が見つかり、食卓が豊かになります。
我が家ではオリーブオイルと塩、バルサミコ酢がメインの調味料!!

自然で健康的な スローライフ を実践するイタリアンフード・ディレクター。情報発信メディアPRIMESHOP.JPを運営しながら、日本人にとって使いやすいイタリア食材を提案。人生を愉しみ、明るく 幸せに 過ごすライフスタイルを提案中。
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